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VPS+Claude Codeで作るWordPressコーポレートサイト構築手順

2026-05-12 読了11分 5PV
VPS+Claude Codeで作るWordPressコーポレートサイト構築手順

こんにちは、AIシステムズです。
この記事は、代表コバが現場で蓄積してきた知見をもとに、AIを活用して構成・執筆し、弊社にて最終チェックを行ったものです。

このサイト(弊社コーポレートサイト)は、VPSサーバーと Claude Code(Anthropic 社の AI 開発エージェント)の組み合わせで構築しました。デザインカンプもコーディングも、ほぼ 自然言語の指示だけで作っています。
この記事では、同じやり方で WordPress のコーポレートサイトを立ち上げたい方向けに、実際に踏んだ手順を整理して紹介します。

  • VPS の初期設定から Web サーバー構築まで
  • WordPress を導入してテーマ開発に入るまで
  • Claude Code に自作テーマを書かせるときの指示の組み立て方
  • 公開後の運用で詰まりやすいポイント

目次

  1. このサイトをどう作ったか(全体像)
  2. 事前に用意するもの
  3. 手順1:VPS の初期設定
  4. 手順2:Web サーバー・PHP・データベースの構築
  5. 手順3:WordPress のインストール
  6. 手順4:Claude Code のセットアップ
  7. 手順5:自作テーマを Claude Code に書かせる
  8. 手順6:カスタム投稿タイプと SEO 設定
  9. 手順7:公開と運用
  10. Claude Code に任せるときのコツと落とし穴

このサイトをどう作ったか(全体像)

構築の流れを先にまとめると、次のとおりです。

  1. 国内 VPS 事業者で 1 台契約(メモリ 2GB クラスで十分)
  2. OS は Linux ディストリビューション(RHEL 系または Debian 系)
  3. Apache + PHP + MySQL/MariaDB を導入
  4. WordPress 本体をインストール
  5. サーバーに Claude Code をインストールし、テーマディレクトリで起動
  6. 「こういうコーポレートサイトを作りたい」と自然言語で指示し、テーマファイルを生成・編集
  7. ブラウザで確認しながら、Claude Code と対話で修正を繰り返す

ポイントは 「Claude Code をサーバー上で直接動かす」 ことです。ローカルでファイルを作ってアップロードするのではなく、本番サーバーのファイルを Claude Code が直接読み書きするので、編集と確認のサイクルが極めて短くなります。

事前に用意するもの

  • VPS:1〜2 vCPU、メモリ 2GB、ストレージ 50GB 程度
  • ドメイン:DNS が VPS の IP を向くよう設定
  • SSH 接続環境:手元の PC から VPS に root 権限で入れること
  • Anthropic の API キーまたは Claude サブスクリプション:Claude Code を動かすために必要
  • Node.js 環境:Claude Code のインストールに使用

事前知識として、Linux の基本コマンド、ファイル権限の概念、WordPress の管理画面操作くらいは押さえておくとスムーズです。コードが書けなくても問題ありませんが、「何が起きているか読める」レベルは必要です。

手順1:VPS の初期設定

契約直後の VPS は、最小限のセキュリティ設定から始めます。

  • OS のパッケージを最新化(dnf update または apt update && apt upgrade
  • SSH ポートを変更、または公開鍵認証に切り替えてパスワード認証を無効化
  • ファイアウォール(firewalld または ufw)で 22/80/443 のみ許可
  • タイムゾーンを Asia/Tokyo に設定
  • swap が無い場合は 1〜2GB 用意

ここは Claude Code に任せず、人の手で確認しながら進めるのを勧めます。サーバーが踏み台にされると、その後の作業すべてが無駄になります。

手順2:Web サーバー・PHP・データベースの構築

弊社サイトは Apache + PHP + MariaDB の構成です。Nginx + PHP-FPM でも問題ありません。

  • Apache(または Nginx)を導入し、自動起動を有効化
  • PHP は 8.1 以上を推奨。mbstringgdmysqlixmlcurl 拡張を入れる
  • MariaDB(または MySQL)を導入し、初期セキュリティスクリプトを実行
  • WordPress 用のデータベースとユーザーを作成、必要最小限の権限のみ付与
  • Let’s Encrypt(certbot)で SSL 証明書を発行し、自動更新を仕込む

この段階で、ドメインにアクセスすると Apache または Nginx のテストページが表示される状態にしておきます。

手順3:WordPress のインストール

公式サイトから WordPress 本体を取得し、Web ルート直下に展開します。

  • wp-config.php にデータベース接続情報を記述
  • ファイル所有者を Web サーバーの実行ユーザーに合わせる
  • ブラウザでドメインにアクセスし、5 分インストールを完了させる
  • WP-CLI も一緒に入れておくと、後の運用が圧倒的に楽になります

WP-CLI は wp post listwp term createwp db export などをコマンド 1 発で叩けます。Claude Code とも相性が良く、「カテゴリを 5 つ作って各記事を割り当てて」のような指示を実行レベルまで自動化できます。

手順4:Claude Code のセットアップ

Claude Code は、ターミナル上で動く AI 開発エージェントです。サーバー側の Node.js を 18 以上にして、Anthropic 公式の手順でインストールします。

  • サーバーに SSH でログイン
  • テーマを置くディレクトリへ移動(自作テーマのフォルダ)
  • claude コマンドを起動し、初回はログイン認証を済ませる
  • 必要に応じて CLAUDE.md をプロジェクト直下に置き、「このサイトの目的」「使ってよい技術」「守ってほしいコーディング規約」を書いておく

CLAUDE.md「AI に渡す前提条件のメモ」です。例えば「PHP 8.1 で動く構成」「WordPress 標準関数を優先」「不要なプラグインは追加しない」など、毎回繰り返し説明したくないルールをここに書いておくと、対話が一段安定します。

手順5:自作テーマを Claude Code に書かせる

ここが本題です。Claude Code に「こういうサイトを作りたい」と日本語で渡し、テーマファイルを生成させます。指示の組み立て方には型があります。

1. 全体像をまず合意する

最初に「サービス紹介・料金・お役立ち情報・実績・お問い合わせ」のようなページ構成と、それぞれの目的を一気に伝えます。Claude Code は内部でディレクトリ構成案を返してきます。その時点で気になる点はすべて指摘し、進行前に齟齬をつぶします。

2. 共通パーツから作る

header.phpfooter.phpfunctions.php を先に固めます。ナビゲーションやフッターのリンク構造、SEO 用のメタタグ出力など、全ページで共通する処理を最初に整えると、後段の作業が驚くほど早くなります。

3. ページテンプレートを 1 枚ずつ作る

page-templates/page-{slug}.php として 1 ページずつ作ります。Claude Code に「料金ページを作りたい。中身は LP15万〜、コーポレートサイト30万〜、業務システム50万〜の表と FAQ」のように具体的な要素まで指定すると、構造の整った HTML を返してきます。

4. 微調整は対話で詰める

ブラウザで開いて「ファーストビューの文字が大きすぎる」「価格表のセル間がきつい」と返すだけで、CSS を直してくれます。

手順6:カスタム投稿タイプと SEO 設定

コーポレートサイトでは、お役立ち情報実績をカスタム投稿タイプ(CPT)で分けると管理が楽です。

  • register_post_type で CPT を登録(弊社の場合は tipsworks
  • register_taxonomy でカテゴリ用のタクソノミーを追加
  • 固定ページのテンプレートから、各 CPT の一覧・詳細ページを描画

SEO は Yoast SEO、解析は Site Kit by Google(Search Console と Analytics の統合)を入れています。functions.php の出力と Yoast の出力が二重にならないよう、片方に寄せておくのが重要です。Claude Code に「Yoast SEO を使う前提で、独自の og:title 出力は Yoast 側に寄せて」と伝えれば、整合性のある形に直してくれます。

手順7:公開と運用

公開前後で必ずやることをまとめます。

  • 本番公開前に、別ドメイン(または subdomain)でステージング確認
  • パーマリンク構造を決めて固定化(後から変えると SEO 評価がリセットされやすい)
  • サイトマップ XML を Search Console に登録
  • 定期的な DB バックアップの自動化(弊社は /root/wp-backups/{サイト名}/ へ日次出力)
  • 改修前は必ず DB をバックアップしてから着手する(Claude Code に大規模な構造変更を任せる前は特に)

Claude Code に任せるときのコツと落とし穴

弊社が現場で繰り返し感じている、効くコツと注意点を整理します。

  • 「やってほしいこと」と「やってほしくないこと」を両方書く:例「コメントは必要最小限。長い解説コメントは入れない」
  • 1 回の指示で詰め込みすぎない:1 ファイル単位、1 機能単位に区切る
  • 大きな書き換え前は必ず Git コミット or DB バックアップ:戻せる状態を確保
  • ブラウザで実物を確認:差分だけ見て「動いてるはず」と判断しない
  • 機密情報を直接渡さない:DB 認証情報・API キーは wp-config.php.env に置き、Claude Code には「wp-config.php を参照して接続して」と伝える

落とし穴で一番多いのは、「動いた風に見えるが、要件と微妙にズレた実装」になっていることです。必ず人がサイトを操作して、想定の挙動になっているか目視確認してください。

まとめ

VPS + Claude Code でコーポレートサイトを作る流れは、次の通りでした。

  1. VPS を契約し、最低限のセキュリティを整える
  2. Apache/Nginx・PHP・DB を導入し、WordPress を入れる
  3. Claude Code をサーバーにセットアップ
  4. テーマを Claude Code との対話で作っていく
  5. SEO・解析・バックアップを整えて公開

弊社サイトは、ライブラリ知識やデザインセンスよりも、「何を作りたいかを言葉で詰める力」のほうが重要だと痛感した案件でした。エンジニア出身でない経営者や担当者でも、要件を整理できれば AI 主導で十分に作れます。

本記事は代表コバの現場知見をもとに AI で構成し、弊社にて最終確認を行っています。

「自社でも同じやり方を試したい」「途中までやってみたが詰まっている」など、相談ベースでも対応しています。費用感だけ知りたい方も、お気軽にご相談ください。

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